遠藤郁子演奏

遠藤郁子略歴

理事長遠藤郁子より

『まずるか』は当時のオウム真理教が、松本市と東京都で起こした猛毒のサリン事件被害者5000余人の方々への救済を目的としたチャリティコンサート(於:赤坂サントリーホール、松本市公会堂他)が契機となり、1997年に発足いたしました。
 サリンを浴び植物状態にあった被害者が、私のCDに反応し、「怖い、痛い」の2語を発したニュースは当時「奇跡」として新聞、TV等で連日報道されましたが、音楽のもつ不思議な力を知った私は「音楽で何かお役に立てることが?」と希いました。旭川市の生まれつきの重度障害の16才の女性の「奇跡の歩行」、連日、士別の原生林で自死を願い、さまよっていた四国の青年が、ショパンの「雨だれ」「英雄」に接し、生き直すため「ありがとう、ありがとう」の言葉をのこして故郷へ戻ったことなど、作曲家たちの魂が時空を超え、苦しみの中にある人々の魂に語りかけ救命する、これも私の天命なのかも知れません。
 「まずるか」は2001年に法人格を取得。今春には、これらの活動に対し、細川護熙もと首相(瓦礫を活かす森の長城プロジェクト理事長)より、感謝状が贈られました。これらを励みとし、スタッフ一同、これからも「音楽による社会福祉」をめざして精進してまいります。